すべてのきららファンのため。
そして、何より自分のために。
芳文社アニメ作品の聖地情報だけを集めた聖地巡礼マップを作りました。
名付けて「ドキドキ☆ビジュアルMAP」。
PC/モバイル対応のWebGISアプリです。(IE非対応)
現在、18/43作品の聖地情報を掲載しています。(2019年1月21日時点)
※ 非公式サービスのため、芳文社や各製作委員会に怒られたら止めます
何ができるか
作品ごとに聖地を探索できる
ページ下部のスライダーを操作して、作品ごとの聖地マーカーを表示することができます。
また、右上のボタンで背景地図を以下の3つから選ぶこともできます。
- 汎用地図(OpenStreetMapより)
- モノトーン地図(MIERUNEデザインのOpenStreetMapより)
- 衛星写真(Mapboxより)
聖地が映ったシーンを閲覧できる
マーカーを選択することで、マーカーが示す聖地の映ったアニメのワンシーンを閲覧できます。
シーンによっては構図や画角の異なるコマがいくつか存在しますが、これは可能な限り掲載しました。コマの切り替えは、左上のウィンドウ内の操作で可能です。
聖地の分布を確認できる
右下のスイッチを切り替えることで、作品ごとに市区町村レベルの聖地の分布を確認することができます。
例えば、「全作品」の聖地の分布を見ることで、自分が住む地域の近くにどれくらい芳文社作品の聖地があるのかを一目で把握できます。
なぜ作ったか
ブログやTwitterなどで聖地情報を載せるきららファンは非常に多いです。それにも関わらず、芳文社作品の聖地情報がまとまったプラットフォームが無かったことがそもそもの始まりでした。
初めは、ただネットに転がる聖地情報をまとめてどこかの既存サービスに投稿しようと思っていました。しかし、自分が芳文社作品の聖地にしか興味がないことに気づき、芳文社以外の余分な情報を省いた聖地巡礼マップを作ることに決めました。
2. モダンな地図コンテンツを一から作ってみたかった
最近新しくWebコンテンツ制作チームに入ったために、Web開発の基礎を一からじっくり学びたかったこともモチベーションの1つでした。特に最近はWebGISを勉強しているため、聖地巡礼マップは最適な題材になりました。
苦労したこと
開発環境構築やコーディングでの苦労も多少はありましたが、それでも圧倒的に工数が掛かったのは聖地データの収集・整形でした。
まだ半分も聖地データは揃っていませんが、データ作りだけで既に100時間以上は掛かっています。
ちなみに、今回は正確なデータを作るために Google ストリートビューで聖地の位置を一つ一つ確認しているので、なおさら時間が...。
分かっているつもりでしたが、改めてデータ作りの大変さを痛感しました。今後オープンデータなどを利用する際は、もっと敬意を持って使いたいと思います...。
今後の計画
- 全作品の聖地情報の追加
- とらのあなの勉強会でLTをした際のフィードバックに対応
- その他(UIの改善など)
おわりに
今回紹介した聖地巡礼マップは、個人で開発しています。特に聖地データの収集に関しては、慢性的に猫の手も借りたい状況です。
コンテンツの改善案や要望、「こんな聖地見つけたよ!」「この設定資料に情報があったよ!」などの声を頂けると、大変大変ありがたいです。
そのほかにも何かあれば、このブログかGithub、Hirosaji (@hirosaji) | Twitter まで是非。